入院費用の負担額は1日平均どのくらい？入院請求額の内訳とは？

入院費用は家計への負担が大きいですよね。
ましてや、突然の入院であれば、費用が気になって治療に専念できないかもしれません。
しかし、日本では公的医療保険により負担額を軽減できる仕組みがあります。

では、1日あたり入院費用(自己負担額)は平均どのくらいなのでしょうか？
また、入院請求額の内訳はどうなっているのでしょうか？

今回は「1日当たりにかかる入院費用(自己負担額)」と「入院請求額の内訳」について解説していきたいと思います。

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1日あたりの入院費用(自己負担額)の平均

1日あたりの入院費用(負担額)の平均は以下の通りです。

1日あたりの入院費用を平均にすると、1日で1万円～1万5千円です。
よって、1日入院するごとに上記の負担額が必要になります。

しかし、上記の金額はあくまで平均であり、治療内容や病院によって負担額は異なります。

では、入院請求額の内訳はどうなっているのでしょうか？

では、入院請求額の内訳を紹介いたします。

入院した際、毎日かかる基本料金を指します。
医師の診察、看護料、備品交換などの料金が含まれます。
病院の規模によっても入院基本料は異なります。

検査、注射、点滴、薬、手術といった治療費全てを含んだ費用です。

食事代は、全国一律で1食460円となっています。
3食分で計算すると1日1,380円の費用がかかります。

個室を希望したり、大部屋に空きが無かった場合には「差額ベッド代」という費用がかかります。
差額ベッド代は、公的医療保険の対象外となりますので全額自己負担となります。

先進医療とは、がんや難病などの治療に有効とされている最新医療技術です。先進医療費についても公的医療保険の対象外となるため、全額自己負担となります。

また、先進医療は高額であるため、多くの保険会社が「先進医療特約」を盛り込んだ医療保険を多く売り出しています。

1日の入院費用の負担額を平均にすると1万円～1万5千円です。
あくまで目安にはなりますが、知っておいて損はありません。

また、入院費用に含まれる個室代、先進医療費は、国の公的医療保険の対象外となりますので注意してください。