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入院の際に利用できる国の医療費助成制度とは?

病気や怪我での入院は気持ちが落ち込んでしまいますよね。
さらに医療費の負担が伸し掛かると治療に専念できなくなるかもしれません。

少しでも患者の負担を軽減するため、国には様々な医療費助成制度があります。

では、入院の際に利用できる医療支援制度にはどんなものがあるのでしょうか。

高額医療費制度

高額医療制度とは・・・入院などにより病院に支払う金額が上限額を超えた場合、患者の負担額を軽減するための制度です。

医療費(入院費)が高額になりそうな場合は、「健康保険限度額適用認定申請」を行っておきましょう。
また、医療費(入院費)が高額になった場合には、「健康保険高額医療費支給申請」が必要です。

ただし、先進医療については、高額医療費制度の対象外となっていますので個人で加入する医療保険でまかないましょう。

心身障害者医療助成制度(重度心身障碍者医療費助成制度)

心身障害者医療助成制度とは・・・各都道府県が実施しており、身体障害者手帳を持っている方が利用できる制度です。

助成対象者や助成金額は自治体によって異なり、細かく条件を定めています。
自治体によっては、入院食事の助成を行っている場合もあるため確認しておくといいでしょう。

労災補償

労災補償とは・・・仕事中、通勤途中の怪我で入院することになった場合に助成金を受けることができる制度です。

治療費(入院費)はもちろん、休んだ期間の給与なども受け取ることができます。

また、労災補償を利用して治療する場合「労災指定病院」で治療を受けるという原則がありますので注意してください。

医療費控除

医療費控除とは・・・病気や怪我による入院で年間の医療費(自己負担額)が10万円を超えた場合、確定申告を行うことで税金控除を受けられる制度です。

医療費控除額=1年間で支払った医療費の総額-公的・医療保険金-10万円

同一生計の家族が治療を目的とした費用(薬代、治療費、入院費)の総額が対象になります。
※治療目的でない美容マッサージや病気予防、健康増進目的の費用は対象になりません。

まとめ

医療費助成制度を利用することで入院費、治療費の負担を軽減させることができます。
自分に該当する医療費助成制度を見つけて積極的に利用しましょう。
また、全ての医療費助成制度は申請が必要になるので忘れずに行いましょう。

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